9月21日(月)の実測
新しいチャットを開いた回数1回
ぼくが前の日のことを説明し直した回数0回
決める側のAIに貼った準備票1枚(5節・約100行)
準備票を書いたのは前の晩の決める側のAI
その日に通った指示書/公開したもの3本/2つ(X 1本・note 1本)

この連載は「決める役と作る役を、なぜ分けているか」から始めて、決める側の決まり、作る側の決まりを書きました。最終話は、決める役を続けるうえで一番困ったことと、その解き方です。

困ったことは単純で、決める側のAI(チャット)は前の日のことを覚えていません。新しいチャットを開くと、昨日決めたことも、今日やるはずのことも、注意した言葉づかいも、全部消えています。ぼくがコードを読めないぶん、決める側のAIには前後の文脈を持っていてほしいのに、毎朝ゼロからです。

最初の数週間は、毎朝ぼくが説明し直していました。「昨日ここまでやった」「この言葉は使わないで」。これが一番時間を食い、しかも説明のたびに少しずつ違うことを言ってしまう。

いまは、前の晩に決める側のAIが「準備票」を1枚書き、翌朝ぼくがそれを新しいチャットの先頭に貼るだけです。ぼくは何も説明しません。9月21日もそうでした。

準備票に何が書いてあるか(5節)

何を書く9月21日の実物
① 前提確認作る側のAIに最初に頼む1行「今朝の定時実行の結果と、今日の投稿予定を報告」
② 会話の用語前の日に直された言葉づかい「道具」は使わない。必ず「ツール」(2回目の指摘)
③ 決まったこと・終わったこと前の日の決定と実測X投稿の種類を4つにした/記事の下書きを差し戻した/ほか13行
④ 今日の予定何を・誰が(ぼく/決める側/作る側)前提確認→手動投稿1本→note記事の起案
⑤ 持ち越しやらないと決めた日付つき検索の索引数は次の週次で/10月8日にまとめて判断する5件

この1枚があると、朝の最初のやりとりがこうなります。ぼくが準備票を貼る。決める側のAIが「①を作る側に頼んでください」と返す。ぼくが作る側に1行だけ頼み、返ってきた報告を決める側に貼る。決める側が「想定どおり」「ここが違う」を表で返す。ここまでで、ぼくが書いた文字は1行です。

うまくいかなかったところ

準備票の②に「道具は使わない」と書いてあったのに、その日の記事の表に「道具」という言葉が1か所入りました(言葉の話をする記事だったので、避けようがなかった)。作る側のAIの検査で止まり、その1行だけ許可して通しました。準備票は「言わないで」を伝えられますが、「例外」までは伝えられません。例外はその場でぼくが決めるしかない。

もう1つ。準備票の④の予定は、その日の途中で変わりました。noteの記事を「10月から」の予定を繰り上げて当日に出すことにしたからです。準備票は朝の地図で、昼に道が変わるのは普通です。変えたことは夜の決定記録に残し、次の準備票に反映されます。

準備票の型を公開しました

決める側のAIに「セッションの最後にこれを書いて」と貼れば効く形にして、ツールとして公開しました(セッション準備票の型・md 3ファイル: 型・書き方の決まり・9月21日の実物を削ったもの)。実物は、外に出せない部分を削ってあるので、5節のうち3節分です。

4本書いて分かったのは、決める役と作る役を分けると、止まる場所と、引き継ぐ場所が決まるということでした。ぼくはコードを読めませんが、止まった所と、朝の1枚だけ見ていれば回ります。

続きもの「決める役と作る役を分けている話」全4本

  1. 第1本決める役と作る役を、なぜ分けているか
  2. 第2本決める側の決まり ── 11行のうち、事故から生まれたのは2行
  3. 第3本作る側の決まり ── AIが1日に3回止まった。3回とも、なぜ作ったか書いていない行だった
  4. 第4本AIは前の日を覚えていない。だから毎朝、決める側のAIに1枚貼る ── 決める役と作る役・最終話この記事

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