やったこと結果つまずき
X投稿の下書き置き場を、HTML1枚で作ったその日のうちに使い始めた置き場の設計には欠陥が2つあり、後で全部作り直すことになる

発信を始めて2日目の、小さな困りごと

このサイトを始めた翌日、Xの運用方針をひとつ変えました。作り置きした投稿を順番に流すのをやめて、いま作っているものをその場で書く。いわゆる実況を優先にする。作り置きは、書けない日のための保険に回す。

すると、すぐ困りました。保険の下書きを、どこに置くか。

最初はテキストファイルでした。これが駄目でした。どれをもう出したのか分からなくなる。スマホから開けない。出先で「今日はまだ何も出していない」と気づいたとき、手元に何もない。

ツールを探すより先に、AIに聞きました。「投稿の下書きを管理する、いちばん小さい仕組みってどんな形?」

HTML1枚だった

返ってきた答えは、アプリでもサービスでもなく、HTMLファイル1枚でした。

仕組みはこうです。

  • 画面も、動きも、保存も、1枚のファイルの中で完結する
  • データはブラウザの中に保存される(サーバーがない。だから無料で、契約も登録もない)
  • 自分のサイトの、誰にも教えていないURLに置く。スマホのブックマークから開く

下書きはカードで並び、「本文をコピー」を押してXに貼り、投稿したら「投稿済みにする」を押す。どれを出したかが、もう分からなくならない。

ぼくはコードが読めないので、作ったのはAIです。ぼくがやったのは、困りごとを言葉にすることと、できた画面を触って「ここが使いにくい」を返すことだけ。その日のうちにスマホから使い始めました。

「ツールは買うもの」だと思っていた

この日まで、ツールは探して・比べて・契約するものだと思っていました。予約投稿ツール、SNS管理サービス。たぶん検索すれば無数にあります。

でもぼくの困りごとは「下書きを置いて、出したかどうかが分かる」だけ。それだけのために多機能のサービスを契約するのは、倉庫を借りて弁当箱を1個置くようなものでした。困りごとがひとつなら、ツールもひとつ分でいい。HTML1枚は、ちょうど弁当箱のサイズでした。

ただし、この置き場には欠陥が2つあった

先に白状しておきます。この「ブラウザの中に保存」という仕組みには、あとで思い知る欠陥が2つありました。

1つ。データがそのスマホの中にしかない。別の端末で開くと、空です。

2つ。「誰にも教えていないURL」は、「誰にも見えないURL」ではない。

この2つのせいで、置き場は後日、全部作り直すことになります。その話は第2話で書きます。

連載「毎朝、機械がぼくの代わりにXへ投稿するまで」全6話

  1. 第1話下書きの置き場──X投稿の管理を、HTML1枚で作った日この記事
  2. 第2話隠したURLは、隠れていなかった──棚を作り直した日
  3. 第3話機械が、はじめてぼくの代わりに投稿した朝
  4. 第4話記事のURLを貼る投稿を、棚から5本外した日
  5. 第5話台帳を作った翌朝、台帳が消えた
  6. 第6話X投稿を自動化した──HTML1枚から37日

この記事について

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