やったこと結果つまずき
Xで話しかける相手を、機械に探させる仕組みを動かした(8月19日)初日45件読んで10本を候補に。うち3本がハズレ。3週間で除外の言葉が16語→76語当事者の言葉で書かれた宣伝を、機械は当事者と見分けられなかった

手で探すのが、続かなかった

Xで、ぼくと同じように作っている人の投稿を読んで返信する、というのを8月中旬に始めました。1日3〜5件。最初の数日は手で探していましたが、探す時間のほうが返信を書く時間より長く、1週間で止まりました。

止まった理由を1行でメモに残していたので、その1行から仕組みを作りました。毎朝、機械がXを5つの言葉で検索して、候補を並べる。ぼくは並んだ候補を見て、返信する相手だけ選ぶ。探すのは機械、選ぶのはぼく。

機械には、3つの問いだけ渡した

候補にするかどうかは、3つの問いで決めます。

  1. 作っている人か(「作った」「詰まった」「進捗」などの言葉が本文にあるか)
  2. こちらの返信の型(ぼくの実体験を足す・当事者として聞く・ぼくの実測を出す)のどれかで返せるか
  3. 読める長さで、リンク集ではないか

3つとも通れば候補に載る。それだけです。人間の目で見れば5秒で分かることを、言葉の一致だけで判定させています。

初日の絞り込み。3つの問いを通った10本のうち、3本は人の目で外した。
初日の絞り込み。3つの問いを通った10本のうち、3本は人の目で外した。

8月19日、初日

夜11時24分、最初の候補一覧が出ました。読み取り45件、候補10本、除外35本。かかったお金は0.225ドル。

10本のうち、ぼくが「これは違う」と思ったのが3本。

1本目は宣伝でした。 本文は「2年やって成果が出なかった私が、乗り換えてから詰まったところを全部書いています」という形。「詰まった場所を記録している」は、ぼく自身がこのサイトでやっていることと同じ言葉です。3つの問いは全部通る。でもプロフィールを開くと、記録の置き場は有料の教材でした。当事者の言葉で書かれた誘導は、言葉の一致では当事者と区別がつかない。

2本目は、他人あての返信でした。 誰かの投稿に誰かが返した、その返信が候補に入っていた。ここに返すと、他人の会話に横から入ることになる。

3本目は、ニュースの紹介でした。 「AIで作ってみたい人は知っておいたほうがいい」という書き出しで、本人は作っていない。「作ってみたい」の語だけで1つ目の問いが通っていました。

初日の候補一覧。3つの問いは全部通っている。
初日の候補一覧。3つの問いは全部通っている。

その夜から、3週間で7回直した

直し方は毎回同じで、ハズレを見た日に、それを落とす言葉を足す。

日付足したものきっかけ
8月19日 夜プロフィールも読む。誘導・収集型の言葉8語を除外(「リンクは返信欄」「無料でまとめました」など)初日の宣伝ポスト
8月23日営業・まとめ型の7語を除外(「保存版」「完全ガイド」「承ります」など)。他人あての返信を対象外に3日分の候補を見返して
8月27日同じ人を14日は再掲しない。同じ書き出しの投稿が複数の人から出ていたら降格定型文の量産アカウント
8月31日プロフィールに「稼ぐ」「月収」「副業」など12語があれば除外収益訴求アカウントの混入
9月1日1日20投稿を超える人は引用非推奨。ゲーム・投資など領域外の12語は要注意帯へ巻き込みと領域外
9月6日リンクの有無ではなく、リンク先が誘導ドメイン(教材販売・LINE登録など8つ)かどうかで判定。画像付きの投稿を落とさないように画像付きの投稿を全部落としていた

除外の言葉は、初日の16語から、いまは76語(固定除外31・プロフィール16・時事9・領域外12・誘導先8)。

除外の言葉の数。増えた分はぼくが見たハズレの数。
除外の言葉の数。増えた分はぼくが見たハズレの数。
除外の言葉の一部。いまは全部で76語。
除外の言葉の一部。いまは全部で76語。

3つ目のハズレは、いまも残っている

宣伝と割込みは、言葉と条件で落とせるようになりました。でも「作っていない人が、作る人の言葉で書いた投稿」は、いまも落とせません。落とすには全文と本人を読むしかなく、それは機械にさせていない。

だから機械の仕事は「候補を減らす」までで、「選ぶ」は残しています。今日も、機械が一番上に置いた候補を、ぼくがプロフィールを開いて外しました。開設から半年で投稿が3本しかない人でした。機械は投稿の少なさを「静かな人」と読み、ぼくは「実態がない」と読んだ。この差は、まだ言葉にできていません。

この日と、それからの実測

  • 初日(8月19日): 検索5本・読み取り45件・候補10本・除外35本・0.225ドル
  • 3週間の改修: 7回(8月19日・23日・27日・31日、9月1日・2日・6日)
  • 除外の言葉: 16語 → 76語(9月6日時点)
  • 検索の言葉: 5本 → 7本(9月6日)
  • 30日の費用: 7.765ドル(8月19日〜9月6日。検索・投稿・返信の取得を含む)
  • 1日あたり: 0.25〜0.6ドル

ぼくが覚えておくこと

言葉で判定する機械は、言葉を真似た投稿に必ず負けます。負けたぶんを言葉で埋めていくと、除外の一覧が長くなる。3週間で16語が76語になったのは、機械が賢くなったのではなく、ぼくが見たハズレの数です。

それでも手で探していた1週間より、機械に減らしてもらった3週間のほうが、返信は続いています。

2026-09-07 更新: 引用の言い回しを変えました(相手が特定されないようにするため)。判定の内容は変わっていません。あわせて図2点(初日の絞り込み・除外の言葉の数)を追加しました。

この記事について

同じところで詰まった、ここが分からなかった、があれば聞かせてください。次の記事の材料にします。

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