毎時0分を避けた6時47分の予約でも、9月9日からは毎朝1時間半以上遅れて、schedule の実行が作られました。作られたあとの待ちは0秒で、手元の Mac から送った起動(workflow_dispatch)は2〜3秒で作られました(2026年10月4日〜13日の6朝)。

時点: 2026年8月20日〜10月13日・GitHub(Free のプラン)・非公開のリポジトリ1つ・ワークフロー1本の schedule。公式の説明は2026年10月13日に読みました(ページに更新日の表記なし)。

症状

ぼくは毎朝の X への投稿と記録の集計を、GitHub Actions(GitHub の上でプログラムを動かす仕組み)の schedule(時刻を決めて動かす起動)で動かしています。時刻は cron(分・時・日・月・曜日の順に空白で区切って並べる書き方)で書きます(既定は UTC〈世界の標準時〉)。

始めた2026年8月20日は日本時間の7時00分(0 22 * * *)で予約し、8月28日に、毎時0分の混む時間を避けるつもりで6時47分(47 21 * * *)にずらしました。

予約した時刻から実行が作られるまでの遅れです(Actions の実行の一覧の、8月20日〜10月13日の55日分)。

期間(予約した時刻)回数遅れ(短い〜長い)
8月20日〜26日(7時00分)7回49分〜59分
8月27日〜28日(7時00分)1回(27日は作られず)6時間31分
8月29日〜9月8日(6時47分)11回7分〜14分
9月9日〜28日(6時47分)20回1時間38分〜2時間29分
9月29日〜10月13日(6時47分)15回2時間15分〜4時間55分

9月9日と9月29日に、遅れが段になって増えました。

原因

確かめたこと: 遅れは、実行が作られる前に起きていました。予約の54回とも、実行の記録の「作られた時刻」と「始まった時刻」は同じ秒です。9月9日と9月29日の前後で、ぼくは schedule の行を変えていません(変更の履歴で確かめた)。

公式の説明(Events that trigger workflows の schedule の節)には、混む時間は schedule の起動が遅れることがある、毎時0分は混む、待っている job(実行の中の仕事の単位)が落とされることがある、毎時0分とは別の分にすると遅れにくくなる、と書いてありました。どのくらい遅れるかは書いてありませんでした。

見立て: 9月9日と9月29日の段は、GitHub の側の混み方か予約の扱いが変わったためと見ていますが、確かめていません。8月27日の回は、公式の説明の「落とされることがある」に当たると見ていますが、確かめていません。

直し方(ぼくの場合)

2026年10月3日に、朝の起動を2本にしました。

  1. ワークフロー(動かす手順のファイル)の workflow_dispatch(外から起動を送る入口)に、「定時の回として扱う」入力を1つ足す
  2. 手元の Mac の launchd(決まった時刻に処理を動かす Mac の仕組み)に、毎朝6時47分に gh workflow run(起動を GitHub に送るコマンド)を走らせる設定を入れる。送れなければ30秒おきに送り直し、最初の1回を含めて6回まで試す
  3. schedule の6時47分は消さずに、予備に残す
  4. ワークフローの最初に、その朝の定時の回が済んでいれば何もせずに終える工程を足す(遅れて来た回が二重に投稿しないように)

確かめ方

10月4日〜13日の10朝です(実行の一覧と、Mac の起動の記録から)。

日付Mac から6時47分に起動schedule の回(遅れ)
10月4日あり9時02分(2時間15分)
10月5日なし9時09分(2時間22分)
10月6日あり10時53分(4時間6分)
10月7日なし10時00分(3時間13分)
10月8日あり10時19分(3時間32分)
10月9日あり10時26分(3時間39分)
10月10日あり10時15分(3時間28分)
10月11日なし9時28分(2時間41分)
10月12日なし9時43分(2時間56分)
10月13日あり11時42分(4時間55分)

Mac から送った6朝は、送り始めて2〜3秒で実行が作られ、6時47分に始まりました。遅れて来た schedule の回は何もせずに終わり、二重に動いた朝は0回です(実行ごとに残している記録は10朝とも1行)。

「なし」の4朝は、前の晩か未明にシステム終了していて、6時47分に Mac の電源が切れていました。この4朝は、遅れて来た schedule の回が本番になりました。

出所

  • GitHub Docs「Events that trigger workflows」の schedule の節(2026年10月13日に読んだ・ページに更新日の表記なし)。どのくらい遅れるかは、書いていなかった
  • ぼくの作業の記録(2026年8月20日〜10月13日の Actions の実行の一覧・2026年10月3日の調べ・手元の Mac の起動と電源の記録)

Xでは、AI の新しい発表を自分の運用で試した結果と、この工場で確かめた結果を書いています → @hitoriaifactory